ビオセボンの店頭に並ぶ「明治 オーガニック牛乳」は、パッケージに生産者さんの写真が入った、まさに「顔の見える牛乳」です。オーガニックなだけでなく、牛が食べるエサや育つ環境にまで心を配ってつくられ、サステナブルな未来を感じさせてくれる熱い思いが詰まっていました。

「牛乳でオーガニック」の第一号! まだまだ珍しいオーガニック牛乳を作ったきっかけ

ビオセボンの店頭でも、チルド商品の棚にずらりと「明治 オーガニック牛乳」のパッケージが並んでいます。

そういえば、牛乳でオーガニックってなかなか見たことがないですよね。
「明治 オーガニック牛乳」は、2006年に有機JAS認定を取得した、国内第一号の牛乳なんです!まだまだ希少なオーガニック牛乳を、大手の会社さんがつくる理由とその情熱を伺ってきました。

明治さんに伺うと、酪農部 原乳グループ長 兼 生産グループ長の志摩 竜太さんたちが迎えてくれました。

明治の酪農部とは、酪農家さんとの間に入っている農協さんと相談して生乳を買うことはもちろん、時には酪農家さんと一緒に牛の飼い方を考えたり、広い意味での酪農家支援もずっと行ってきた、いわば、日本の牛乳の未来をつくるプロ。

酪農部のメンバーを中心に「明治でも、オーガニックの牛乳をつくろう!」という話が持ち上がったのが、1997年ごろだったそうです。

それでは、オーガニック牛乳の特徴ってどんなところにあるんでしょうか?

「それは、第一に環境にやさしい、牛にやさしい牛乳ということ。そして、なんと言ってもこの牛乳を飲むことで『持続可能な社会づくりを応援できる』ということですね!」と志摩さん。

一体、どういうことなんでしょうか?

ただ、基準をクリアするだけじゃない。環境自体を良くすることを課題にしたものづくり

オーガニック牛乳づくりが始まった時、まずは、考えに賛同してくれる農家さん探しから試行錯誤したそうです

「そもそも『有機でものづくりを』という考えがまだまだ少なかった20年ほど前、色々な農家さんを訪れましたが、北海道の津別町は地域全体で昔から環境への意識が高く、酪農だけでなく農業も低農薬や有機で行っているエリアでした。そんな津別の酪農家さんたちが僕たちの思いに共鳴してくれて、2000年に『津別町 有機酪農研究会』を発足させ、オーガニック牛乳の開発が始まりました」。

でも、オーガニックの牛乳をつくることは、もちろん簡単ではありません。有機の牛乳は、まず有機の「畑」をつくるところから始まったそうです。というのも、牛に与えるエサは国産飼料にこだわったんだそうです。

「飼料自給率の向上を目指し、国内でエサをつくることを重視しています」。

努力の甲斐あって、現在は飼料自給率は約8割にもなっているそうです。将来的には自給率100%を目指しているんだそうですよ。

「有機JASの認定を取得するためには、2年以上農薬を使っていない有機の土で土壌をつくり、オーガニックのエサを与えるところから始めなければいけません。そこで採れたコーンや牧草が、3年目からようやく牛のエサにすることができるんです。時間がかかるだけでなく、農薬や化学肥料を使わない土壌はコーンがよく育たなかったり、畑が雑草だらけになったりと問題が続きました」。畑で使う機械に工夫をしたり雑草対策にも取り組んで、足かけ7年ほどかかり、ようやく2006年に有機JASの認定を受けて販売が実現したのだそう。

そしてもともと、牛の排せつ物をきれいにして、完熟肥料にする仕組みを持っていた津別町。酪農における環境問題になりやすい「牛の排せつ物問題」もクリアできて、牛の排せつ物をエサを育てる土づくりに還元し、循環型の酪農をつくることに成功しました!

パッケージに写っている、酪農家さんたちの写真というのは、安全・安心のシンボルなだけではなく、これらの課題をようやく成し遂げた誇りの証でもあるんですね。

買うこと、選ぶことで未来づくりに参加できる!「当たり前」を見直すことから始めよう。

自然に近い形で牛を育てるほか、アニマルウェルフェアに配慮した牛の清潔な飼育環境ももちろん整備されています

「これからの世の中を考えたときに、SDGs(持続可能な開発目標)・サステナブルな社会を意識することは、僕たちの課題であり、世の中に訴えかけていかなければいけないテーマでもあると思います。環境に配慮した新しい酪農のあり方を支援しつつ、お客様へ新しい価値を提供したい、という想いから『明治 オーガニック牛乳』は生まれました。

普通の牛乳よりも少しお値段はするけれど、この牛乳を買ってくれるということは、僕たちや酪農家さんたちの“将来、つくりたい社会”を認めてもらう、応援してもらうということに直結します。ぜひ、商品を手にとって応援していただけたら嬉しいです!」と志摩さん。

牛乳って、「学校では毎日飲んでいた」「牛乳じゃなくても、ミルクを使ったものは毎日摂っている」…という人も多いような、私たちの暮らしに当たり前にあるもの。そんな「当たり前」にも良い環境づくりへの一歩を踏み出すことができるオーガニック牛乳って、とても意義深い!

ビオセボンの店頭にはPOPも置いて、循環型酪農について紹介しています。パッケージやPOPをぜひ一度、チェックしてみてくださいね。また、イートインで飲めるカフェラテの牛乳は、すべて「明治 オーガニック牛乳」を使っています!(一部店舗を除く)こちらも、ぜひお試しください。

<取材協力先>
株式会社 明治様

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自然環境に配慮した有機酪農を実践する北海道・津別町の7軒の酪農家でつくられた牛乳のみを使用。成分無調整・日本初の有機JAS認定を取得。

※商品情報はすべて掲載当時のものになります。
※一部店舗では取り扱いのない商品もございます。