カラフルな色合いはもちろん、その味わいもカラフルな山藏農園の有機トマト。
写真だけでこんなに美味しさが伝わっちゃうトマトって他にあります!?このトマトの美味しさの秘密を教えてもらいに、岐阜県は高山市にある山藏農園さんにうかがって来ました!

4代目の山藏真輔さん。取材の最後に見せてくれた笑顔。

山藏農園 4代目の山藏真輔さん。祖父の代からトマト農園をはじめ、3代目である現社長(真輔さんの父親)の代で慣行農法から有機農法に切り替えたといいます。「慣行農法でももちろん美味しいトマトはありますし、ウチは選択肢として有機農法を選んだというだけ。」

「何がいい、そっちはダメ」とは絶対に言い切らない真輔さん。美味しさとは主観であって、答えは一つではない。ウチのトマトは一つの形ではあるとは思うが、これが答えだとは思ってないと言い切ってしまう真輔さん。

以前は慣行農法をしていたという経歴からくる頭のやわらかさもあるのでしょう。そう簡単に言える言葉ではないと思いますが、たくさんの人に美味しいトマトを届けたい。答えが一つじゃないならたくさんの答えを用意すればいい。ということで、山藏農園では約70種ものトマトを栽培しているそうです。

野菜だけではなく、すべてに携わる人が大事

卸先の人、農園で働く人、種を作る人、すべての人を大切にし、効率よく仕事が回るよう考えているそう。たとえば、2人1組のチームワークで仕事をしてもらって、できる限り誰かがフォローできるように仕組みをつくっています。有機だから安定供給が難しいのではといわれるのが嫌で、作る順番だったり、面積だったりを工夫して、人の働き方も無理しないようにしています。

いろいろな話をしていく中で、「味」に関する話も聞かせてくれました。

いろいろ考えた結果、苗作りが重要なんだろうなというところにたどり着きました

「トマトって普通3段目から味が乗ってくるって言われてるんですね。」
苗から成長し、花を咲かせそこにトマトがなる。下から順に1段目2段目の花と数えていくそうですが、その1段目2段目の花になるトマトには甘み、旨味が乗りにくいそうなんです。

「『山藏さんのトマトは1段目から味が乗ってるよね?なんで?』ってよく聞かれるんです」。それが当たり前だった真輔さんが、その理由を考えたどり着いた答えは、「苗作り」だったそうです。山藏農園では1月の終わりごろから種をまき、育苗を始めます。農業には「苗半作」という言葉があり、その意味は、苗を育てるまでで、その植物を半分作り終わったようなもの、半分成功したようなものであるということだそうです。苗作りがどれだけ大切かということを表す言葉が昔からあったのですね。その言葉をお祖父さんからよく聞かされていた真輔さんは、その言葉の意味が腑に落ちたのだそうです。

小さい頃から手間ひまかけて、ちゃんと見てあげて、どんな環境で育った苗なのかを理解してあげると、その後、どんなふうに成長していくのかがわかる。これもまた「当たり前」のことを大切にされているんだなと思いました。

糖度と酸度のバランスが大事

「トマトには糖度と、酸度のバランスが大事だと思うんですよ。あとは歯ごたえですね。この三角形がうまくバランスをとれていると美味しいトマトになると思っています。」これは食べて納得。農園でたくさんの種類のもぎたてトマトを食べさせていただいたのですが、それぞれ違った三角形が口の中でバランスをとって楽しいこと楽しいこと。

これは見た目もかわいい縞の入った品種。

2つを比べると「好きな方」「嫌いな方」になってしまう。でも3つあると、「1位」「2位」「3位」となって、それぞれのバランスの違いを楽しめると思うんです。3位のバランスもまた楽しみたいなと思える。

真輔さんが言うように、どれも正解ではないのかもしれませんが、どれも決して間違ってない。なにせ、どれを食べても美味しいんです!

あ、これは実がしっかり固めで酸味が強めですね!おいしー!
これは結構甘いですね。ジューシー!うん、おいしー!
これは大玉のトマト的な旨味をしっかり持ってますね!これ好きだなぁ。おいしー!
この連続なんです。幸せ。

プラム型や、緑色のもの、どれもそれぞれに素晴らしい糖酸度と歯ごたえの三角形が出来上がっていて、どれがどうだったかは正直わからなくなっちゃいましたが、美味しくて楽しかった記憶は大爆発しております。皆さんもぜひ、山藏農園の「当たり前」を体験してみませんか!

取材にご協力いただいた方々

山藏農園 山藏 真輔様
山藏農園の皆様

おすすめアイテム

山藏農園
有機彩りトマト
1パック 498円+税
黄、青、赤色など色とりどりで、味わいもさまざまなミニトマトがセットで楽しめます。

※商品情報はすべて掲載当時のものになります。
※一部店舗では取り扱いのない商品もございます。