生食にも加熱にもおいしく使えるオリーブオイル。店頭で迷うくらい、種類がたくさんありますよね。先日、ビオセボン社内で、11種類のオリーブオイルをテイスティングするワークショップが行われ、各オリーブオイルのおすすめの使い方を話し合いました。

オーガニックオリーブオイルの「味と香りのチャート」をつくってみた!

いろいろあって迷うオイル選び。今回は、親しみやすいオーガニックオリーブオイル にフォーカス!

ヘルシーな料理づくりに不可欠なうえ、オーガニックのものを取り入れやすいオイル(食用油)製品。ビオセボンでは、どのお店にもひとつの棚一面にさまざまな種類のオイルが売られている自慢のコーナーがあります。オイルは、お客さまから「これは加熱していいオイル?しないほうが良いオイル?」「どのオイルがどんな料理に向いているの?」といったご質問をよくいただく人気者です。

できる限りお客さまの質問やリクエストにお応えしたい!でも、オイルひとつひとつの味は知っていても、同じ種類のオイルを食べ比べる機会ってなかなかないし、味は個人的な見解も含むのでアドバイスが難しい…。ということで、先日ビオセボンのスタッフ約30人を集めてワークショップを開催しました!

この記事の最後に、オリーブオイルを選ぶ参考にしていただきたい「ビオセボン的オリーブオイル味わいチャート」をつくりました。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

オリーブオイルの主な産地や、オリーブオイルの正しい保存方法などを教えてもらいました!

ワークショップにはビオセボン向けにオイルをお取引いただいている会社の方もご参加いただき、まずはオリーブオイルの基本についてレクチャーを受けました。

まず教えてもらったのは、オリーブオイルの弱点は「光」「温度」「酸素」の3つということ。そのため、黒いボトルに入れて安定した冷暗所に保存し、2ヶ月程度で使い切ることで、オリーブオイルを酸化などの変質から防ぎ、おいしくフレッシュに保つことができるんだそうですよ。

ワイワイと意見交換しながらオーガニックオリーブオイル11種類をテイスティング

テーブルには番号が振られたオリーブオイルがずらり。スタッフはこのオイルをテイスティングしていきます

スタッフは11種類のオリーブオイルが載ったプリントに、テイスティングの感想をメモ。ワイワイと意見を交換しながら食べ比べていきます。テイスティングの指標となる「香り(深い・青々しい)」「味(甘味・辛味)」を評価の軸にして、それぞれのオイルの風味がどんなものか、どんな料理に合いそうかを投票しました。

真剣にテイスティングするスタッフたち。「私はこの味が好き!」「このオイルは、コスパがいいね」などいろいろな意見が出ました
投票とアンケートをまとめた表をつくります。全体的にバランスが良いオイルや、香りに特徴があるオイルなど、それぞれの個性がわかってきました!

完成!ビオセボンが考える、オーガニックオリーブオイル 11種類の味わいチャート

使い方がわかる!オーガニックオリーブオイル11種類の味と香りの比較チャート
タテ軸が「甘味と辛味の強さ」、ヨコ軸が「香りの若い/深い」の、オリーブオイルのチャートが完成!オリーブオイル選びの参考にしてみてくださいね。

ビオセボンスタッフの感想と意見が集約された、オリーブオイルのチャートができあがりました!

「香り」の軸では、もっとも青々しい香り(エキストラヴァージンオリーブオイルと聞くと思い浮かぶ、あの香りです!)が強いという声が多かったのは「テヌータイエモロ オリーブオイル・オリー」、1番深みのある香りで「お肉によく合いそう」という意見が出たのが「バルべーラ ロレンツォNO3 有機EXVオリーブオイルDOP」となりました。

「味わい」の軸で、もっとも甘みが強いという意見が多かったのは「エミールノエル オーガニックオリーブオイル ドルチェ」。もっとも辛みが強く感じられ、「スープに合いそう」という声があがったのが、オリーともうひとつ「CARM プレミアム有機エキストラバージンオリーブオイル」でした。

もちろん、香りや味が強ければいいというわけではありませんし、価格も1,000円台から4,000円するものまでさまざまです。価格に左右されず、純粋に「味わい」「香り」をテイスティングした結果を見て「この価格で、この味はコスパがいい!」「これなら高価でも納得のおいしさ」「1人ではなくみんなで出した結果だから、おもしろいね」と、意見交換も活発に行われ、ワークショップは充実した内容となりました。

ワークショップに参加したビオセボン商品部の今井は、今回の体験をこう語ります。「たくさんのフレッシュなオイルを一度に味わう機会はなかなかないので、参加してとても良かったです! オリーブオイルに限らず、ハチミツやジャム、味噌、醤油などでも今後同じようにテイスティングをしてみたいですね。

オーガニックのオリーブオイルには、ワインのような面白さがあると思いました。味も香りもただ強ければいいというわけではなく、バランスがとれているものを見つけたり、一方で、熟成された味や香りが特徴的なものに出会えたり。値段とは関係なく、おいしい!おもしろい!と感じる一品を見つける楽しさも似ています。

今回つくったオリーブオイルのチャートは店頭にも掲示する予定なので、ぜひお買い物の参考にしていただきたいと思います。もちろん、他に知りたいことがあれば、お気軽にスタッフまでお声がけください!」

オリーブオイルがオーガニックでフレッシュだからこそ、ワインのような個性を感じられるのかもしれませんね!さまざまな個性を持つヘルシーなオリーブオイル。いま一度、お好みのものを探してみてはいかがでしょうか? スタッフ一同、お待ちしております!

おすすめアイテム

マニブラウエル
オーガニック EVXオリーブオイル
味と香りのバランスが良く、価格もお手頃。ワークショップで「サラダに合う」という声が一番多かったエキストラヴァージンオリーブオイル。
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アルチェネロ
有機EXオリーブオイル フルッタート
青みのあるフレッシュな香りが鼻を抜けるエキストラヴァージンオリーブオイル。ワークショップでは「カルパッチョに合う」という意見で1位、「フレッシュな香り」で2位。
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エミールノエル
オーガニックオリーブオイル ドルチェ
「ドルチェ」と言う名の通り、ワークショップで「甘い風味が強い」という意見が最も多く寄せられたオリーブオイル。
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CARM
プレミアム有機エキストラバージンオリーブオイル
ワークショップでは「ピリッとした辛みが強い」という意見が一番多く寄せられた、少し強めの青々しい香りが特徴のオリーブオイル。
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バルべーラ
ロレンツォNO3 有機EXVオリーブオイルDOP
熟成されたような深い香りと辛みが特徴。ワークショップでは「お肉に合う」という意見が多く寄せられた高価格帯のエキストラヴァージンオリーブオイル。
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※写真はイメージです。
※オーガニック以外の商品もご紹介しております。
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